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会社案内

社長挨拶

日米ゴム社長あいさつ方向性

弊社がある福岡県久留米市は、県南部に位置し、高度医療体制を完備する大規模な病院が集積した「医療の街」として脚光を浴びています。かつては、「ゴムの街」として大正末期より名を知られていました。今や押しも押されぬ世界企業となった株式会社ブリヂストン発祥の街であり、地下足袋の製造から発展したムーンスターやアサヒシューズの発祥の地でもあります。これは、第一次世界大戦の戦勝国である日本の久留米に「敗戦国」ドイツ兵捕虜の収容所が存在していたことに由来するようです。当時、ゴム産業を始めとする化学技術や医学の最先端はドイツであり、彼らドイツ兵捕虜が久留米にゴム製造技術や医療技術を伝えたともいわれています。

JA久留米駅駅前 日米ゴム株式会社本社工場

さて、弊社の創業は1947年10月に遡ります。第二次世界大戦が終了し、日本国憲法が施工された年です。ブリヂストンの前進である、日本タイヤ(株)に在籍された先輩方が起業した会社です。「日米ゴム」の名前の由来は、日本だけでなく世界への飛躍、そしてタイヤだけでなくゴム業界全般で活躍する決意を表しました。創業当初は、日本国有鉄道(現JR)のバス、西日本各地のバス会社のタイヤ更生(現在のリトレッド、リサイクル)を生業としておりました。その後、時代の経過とともにゴムを原料としたさまざまな製品を製造する会社として発展してきました。自然界に存在するゴムの木から生産される天然ゴムや、石油を原料とした合成ゴムは、「古くて新しい原料」と呼ばれています。従来からのタイヤはもちろん、輪ゴム、パッキンといった身近なものから、建物の免震ゴムに使われる「高減衰ゴム」まで進化し続ける原料でもあります。

リトレッド(更生)タイヤ工場内部

創業当初、さほど認識されているとは言い難かった「リサイクル」「リトレッド」という視点は、SDGsや持続可能性の概念の広まりとともに、その重要性がようやく認識されつつあります。古くからこのSDGs・持続可能性の視点を持つ企業の一つとしてさらに挑戦し続け、技術を未来に伝え、発展させていくことが弊社に課せられた大きな課題です。

今回のHPの更新は、単なる更新ではありません。持続可能な世の中を創っていく役割をさらに進化させるとともに、新型コロナウィルスへの挑戦の役割も持っています。2020年以前と以降とでは、我々中小製造業の行動も変わらざるを得ません。一時的には打ちのめされても、対策を練り続け、実行し続けることの中にしか打開の道は開けていません。テレワークやリモートワークは確実に広がっていくでしょう。しかしながら、現場に出て生産していく過程はどうしても残ります。しかも、従業員の健康・安全を何よりも考慮しながらです。ただ、お取引様へ訪問し、「Face to Face」の商談については変わらざるを得ません。

ここに、今回のHP改定の大きな目的があります。つまり、「HPをステークホールダ―との信頼関係を築く重要なツール」として再構築する必要があると考えました。

このHPで皆様との関係を深め、スクラムを組んでこの難局を突き進んでいくことを切に願っております。

2021年1月 代表取締役 安倍 德博